忍者ブログ
都市伝説まとめブログ
2025/11/12  [PR]
 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 怪談  cm:0

とある病院での出来事。大部屋に入院しているある男は、同室にいる何人かのうち、一人の痩せた男のことが気になっていた。この男は、来る日も来る日も夜半に部屋を抜け出し、どこかに出かけている。そして小一時間もすると何事も無かったかのように部屋に戻ってくるのだ。
別に痩せぎすの男は夜中にけたたましい音をたてて部屋を出て行くわけではない。むしろ音も立てずに部屋から消える。そういう意味では、男の夜間外出に迷惑しているわけではない。しかし、純粋な好奇心から痩せぎすの男が夜中に何をしているのかが気になる。あまりに気になるので夜も眠れなくなったある夜、思い切って後をつけてみることにした。
痩せぎすの男は、尾行されていることも知らずにどんどん歩いていく。あっという間に病院を出て、すぐ近くにある墓地へと入っていった。夜中に墓地とは明らかに普通ではなかったが、そのことがかえって尾行する側の好奇心を掻き立てる。いよいよ慎重に先行する男の様子を探った。
やがて男はとある家の墓の前で立ち止まった。そして、墓石に向かって何かをしている。後をつけていた男の所からは、痩せぎすの男がそこで何をしているのか分からなかった。そこで、相手の手元を伺える位置へ密かに移動した。
果たして、その痩せぎすの男は、墓の下から骨壷を取り出し、その中に入っていた遺骨をかじっていた。
様子を見ていた男は、思わず「あっ」と声をあげてしまった。その途端、骨をかじっていた男は尾行者に気がついたようだった。尾行がばれてしまった男は、わき目も振らず一目散に自室に駆け戻った。それから少し遅れて、あの同室の男が部屋に戻ってきた。男は別段慌てる風でもなかったが、めいめいのベッドで眠っている同室の患者の顔を覗き込んで回っているようだった。先に逃げていた男は、薄目をあけてその様子をうかがっていたが、追ってきた男が何をしているのか良く分からなかった。ただ、何事かをつぶやいていることだけは分かった。
やがて、自分の所にもその男がやってきた。他の者にしていたように、顔をこちらに近づけてくる。そして・・・・・・。
「一つ、二つ、三つ・・・・・・・・・。鼓動が早いな、見たのはお前だ!」
PR
 怪談  cm:0

ある少女が、将来の結婚相手がわかると言う占いを実践してみることにした。その占いとは、真夜中の十二時、口にかみそりをくわえ、水を張った洗面器の中を覗き込むと、そこに結婚相手の顔が映るというものだった。
彼女は、話に聞いたとおり、洗面器に水を張り、手元にかみそりを置いて時間が来るのを待った。
そして、真夜中の十二時がやってきた。彼女は、かみそりを口にくわえ、おそるおそる水鏡を覗き込んだ。なんとそこには、確かに自分とは違う別の誰かの顔が浮かび上がってきている。
驚いた少女は思わず叫び声をあげてしまった。と同時に、口にしていたかみそりが洗面器の中に落ちてしまった。すると、洗面器に張った水が、一瞬のうちに血のように真っ赤な色に染まった。彼女は何がなんだかわからなくなり、頭から布団をかぶるり、がたがたと震えながら朝を迎えた。朝になって洗面器の中を覗き込むと、普通の透明な水の底にかみそりが沈んでいるだけだった。
それから数年後。彼女はある男性と付き合うようになった。話題が豊富で楽しく、性格も優しく、おまけに経済力もあった。ひとつ、彼がいつも大きなマスクをしているところだけが気になったが、彼女はこの男性をどんどん好きになっていき、やがて結婚の約束をした。
そうなると、再び例のマスクの下が気になってくる。生涯の伴侶となる人の事は、よく知っておかなければならない。彼女は、その下に何があろうと自分の気持ちが変わらない自信があった。そんな彼女の気持ちに押され、男性もついに折れ、マスクを取って見せた。
そこには、鋭利な刃物でざっくりと切りつけられたような、見るも無残な古い傷跡が残っていた。
「ひどい。一体どうしてそんな傷が。」
彼女は悲鳴にも似た疑問を男性にぶつけた。すると男性が言った。
「お前にやられたんだよ。」
 怪談  cm:0

東京で1人暮らしをしている女性がいた。彼女はあるとき、誰の子とも分からない子供を身ごもったのだが、育てることができそうになかったので、自宅でひっそりと子供を生み、そのまま東京駅のコインロッカーに生まれたばかりの赤ん坊を捨ててきてしまった。その後東京駅には近づかないようにしてはいたが、1人で暮らすのがいたたまれなくなり、地方の実家に帰った。
しばらくして東京の会社に就職することになり、再び東京で暮らすようになったが、それでも東京駅には近づかないようにしていた。しかし、あるとき、会社の用事でどうしても東京駅に行かなければならなくなった。そのとき例のコインロッカーがどうしても気になったので、ふとそちらを見ると、男の子が一人泣いている。気になって「どうしたの?」と聞いたが返事がない。「お父さんは?」と聞いたら「分からない」。「お母さんは?」と聞いたら、その男の子は「お前だよ」と言った。

かつて、地方のとある旅館に泊まった家族の娘が、トイレで惨殺されるという事件があった。事件現場は凄惨を極めた。全身は滅多刺しにされ、顔は個人の判別もできないほどに破壊されていた。さらに異様な事に、遺体には舌がなかった。
警察はこのむごたらしい事件の捜査に全力をあげたが、少しも事件の真相究明に近づく気配がなかった。それと言うのも、事件の現場が完全な密室だったためだ。トイレのドアは内側からカギがかけられていたのだが、それ以外で外部とつながっているのは、顔を出すことも出来ないような小さな窓と通気口だけだったのだ。
解決のための糸口すらつかめず、関係者の間にあきらめのムードが漂い始めた頃、事件のあった旅館経営者の息子が両親に付き添われてやってきた。息子はビクビクと、何かにひどくおびえた様子であった。しかし、明らかに何らかの重大な秘密をかかえているらしいことが見て取れた。
真犯人が自首してきたのかと、誰もが思った。しかし、息子も両親も、ほとんど口を開こうとはせず、1本のビデオテープを差し出すばかりだった。どうやらそのテープに事件の真相が残されているらしく、彼らに逃亡しそうな様子もなかったので、とにかく捜査員達はそれを再生してみることにした。その時息子が突然半狂乱になった。彼は明らかにそのテープにおびえているようで、捜査員達の間に緊張が走った。
そして、テープが再生された。この旅館の息子は盗撮の趣味があったらしく、そこには排尿中の被害者女性の姿が映されていた。誰もが次に起こることを固唾を飲みながら見守っていたその時、例の小窓が開き、そこから身長20cmほどの老婆が現れた。老婆は手にガラスの破片のようなものを持っていて、それを使って一瞬のうちに女性の喉を掻き切った。その小さな老婆の凶行はなおも続けられ、あとにはあの日あのときの女性の惨殺死体が残されていた。
女性が息絶えた頃、老婆は切り取った舌を持ったままカメラの方を見て言った。
「次はお前だよ。」
この不条理な凶行の模様を収録したビデオテープは、今も警視庁に保管されているのだと言う。

携帯を10こ用意して、1個目から2つ目に、二つ目から3つ目に、・・・10個目から1個目に、と、輪になるように携帯を同時にかける。すると、普通は話中になるハズの携帯がどこかに繋がり、アンサーという人物に繋がる。
アンサーは、10人中9人の質問には、それが何であろうと答えてくれれるのだが、一人にだけ、逆に質問をする。
そして、質問に答えられないと、液晶から手が出てきて、体の一部をもぎ取っていくという。
アンサーは、頭だけで生まれてきた奇形児で、そうやって体のパーツを集めて完全な人間になろうとしているからだという。
prev  home  next
カレンダー

10 2025/11 12
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
フリーエリア

最新CM

最新TB

プロフィール

HN:
ほええちゃん
性別:
非公開
バーコード

ブログ内検索

カウンター

忍者ブログ [PR]
  (design by 夜井)