お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢の祖父はもちが喉に詰まり、幼い小沢の目の前で窒息死した。
その光景がトラウマとなり、小沢はわけもなく突然泣き喚くようになり、現在のようなかすれた声となった。
麒麟の田村は貧しい幼少時代には、食パンばかり食べていて、顎の筋肉がよわくなり、滑舌が悪くなった。
その光景がトラウマとなり、小沢はわけもなく突然泣き喚くようになり、現在のようなかすれた声となった。
麒麟の田村は貧しい幼少時代には、食パンばかり食べていて、顎の筋肉がよわくなり、滑舌が悪くなった。
(
2008/09/04)
過保護な親
あるところに母子家庭の家があった。
母親は片親でも息子に何不自由ない暮らしをさせようと一生懸命に働き、息子を進学校に通わせていた。
そしてある日、息子が学校でいじめられていることを知った。
母親は嫌がる息子をムリヤリ連れて、学校に怒鳴り込んだ。
「ウチの子をいじめた子達に謝罪させなさい」
「PTAや教育委員会に訴えるわよ」
そう言って息子を連れて何度も何度も学校に怒鳴り込んでくる母親に押され、学校側はしぶしぶイジメを認め謝罪した。
そして次の日、母親は息子を学校に行かせようとしたが、その子はもう学校には行きたくないと言う。
母親はそんな息子を叱り付け、ムリヤリ登校させた。
しかしイジメはなくなったはずなのに、また息子は部屋に引きこもるようになってしまった。
いくらドアを叩いても部屋に閉じこもったまま。
学校に問い詰めても、学校はあれ以来イジメはないと言うばかり。
そしてついにその子は部屋の中で首を吊って死んでしまった。
イジメがないはずない。
息子は学校やいじめっ子たちに殺されたのよ。
母親は学校や同級生たちを訴えることにした。
そしてある日、息子の遺品を整理していたとき、「お母さんへ」と書かれた手紙を見つけた。
これで息子のイジメが証明できる。
母親が急いで開いたその手紙に書かれていたのはただ一言。
「オマエノセイダ」
母親は片親でも息子に何不自由ない暮らしをさせようと一生懸命に働き、息子を進学校に通わせていた。
そしてある日、息子が学校でいじめられていることを知った。
母親は嫌がる息子をムリヤリ連れて、学校に怒鳴り込んだ。
「ウチの子をいじめた子達に謝罪させなさい」
「PTAや教育委員会に訴えるわよ」
そう言って息子を連れて何度も何度も学校に怒鳴り込んでくる母親に押され、学校側はしぶしぶイジメを認め謝罪した。
そして次の日、母親は息子を学校に行かせようとしたが、その子はもう学校には行きたくないと言う。
母親はそんな息子を叱り付け、ムリヤリ登校させた。
しかしイジメはなくなったはずなのに、また息子は部屋に引きこもるようになってしまった。
いくらドアを叩いても部屋に閉じこもったまま。
学校に問い詰めても、学校はあれ以来イジメはないと言うばかり。
そしてついにその子は部屋の中で首を吊って死んでしまった。
イジメがないはずない。
息子は学校やいじめっ子たちに殺されたのよ。
母親は学校や同級生たちを訴えることにした。
そしてある日、息子の遺品を整理していたとき、「お母さんへ」と書かれた手紙を見つけた。
これで息子のイジメが証明できる。
母親が急いで開いたその手紙に書かれていたのはただ一言。
「オマエノセイダ」
(
2008/09/04)
不眠症
あるところに不眠症の男がいた。
どの枕を使っても枕が合わず、熟睡できずに悩んでいた。
彼は自分に合う枕を求めて、あっちこっちを探しまわっていた。
そして数年後ついに自分にぴったり合う枕を見つけることができた。
そのおかげで彼はぐっすりと眠ることができるようになった。
それからまた数年後。
彼は長期の海外旅行に出かけることになった。
旅行は楽しいものだったが、ホテルの枕になじめず、よく眠ることができない。
そして次の日も次の日も。
どんなに疲れていても眠ることができない。
睡眠薬を使ってもどうしても眠ることができない。
彼はどんどんとやつれていった。
顔は憔悴しきっているのに、目は充血し異様なほどギラギラとさせて。
そしてついに彼は発狂してしまった。
日本に強制送還され、すぐさま病院に収容されたが、彼は元に戻ることはなかった。
あの安眠枕でさえももはや彼を眠らせることはできない。
今夜もまた彼は、精神病棟の一室で、狂ったまま眠れない夜をすごしている。
どの枕を使っても枕が合わず、熟睡できずに悩んでいた。
彼は自分に合う枕を求めて、あっちこっちを探しまわっていた。
そして数年後ついに自分にぴったり合う枕を見つけることができた。
そのおかげで彼はぐっすりと眠ることができるようになった。
それからまた数年後。
彼は長期の海外旅行に出かけることになった。
旅行は楽しいものだったが、ホテルの枕になじめず、よく眠ることができない。
そして次の日も次の日も。
どんなに疲れていても眠ることができない。
睡眠薬を使ってもどうしても眠ることができない。
彼はどんどんとやつれていった。
顔は憔悴しきっているのに、目は充血し異様なほどギラギラとさせて。
そしてついに彼は発狂してしまった。
日本に強制送還され、すぐさま病院に収容されたが、彼は元に戻ることはなかった。
あの安眠枕でさえももはや彼を眠らせることはできない。
今夜もまた彼は、精神病棟の一室で、狂ったまま眠れない夜をすごしている。
一人暮らしをしているおじいさんの家にある日一本の電話がかかってきた。
「あ、おじいちゃん。○○だけど」
おじいさんは都会にいる孫からの電話だと思いついつい会話が弾んだ。
しかしどうもおかしい。話の端々がどうも孫とは思えないような感じがする。よく聞くと声も話し方も違う。
そして「実は会社のお金を使い込んじゃって…」
ときりだしてきたことに及んで、老人はこの電話が振り込め詐欺だとピンときた。
コイツはかわいい孫を騙って!と一瞬ムッとしたが、ここでただ電話を切っても気がすまない。
この犯人を捕まえたい。それができなくてもどうにかして一矢を報いたい。
どうしてくれようかと思った時、おじいさんは被害者が犯人の声を録音したテープがニュースで流れていたのを思い出した。
そうだ。コイツを怯えさせてやろう。
そこでおじいさんは「こんなことで騙されるとおもってるのかこのバカ者が!!お前の声はちゃんと録音してあるからな!
このテープをテレビ局に送って、お前の正体を暴いてやる!!」
そう吐き捨てて電話を切った。
とはいっても実際は録音していないので証拠はないし、警察に訴えるのも面倒くさい。
なによりも卑劣な詐欺犯に一矢報いたことで気が晴れたので、おじいさんは結局その電話のことはそのまま放置することにした。
そしてそんなことがあったこともスッカリ忘れてしまっていたある日、おじいさんはテレビである殺人事件について報じられているのを見た。
それは港に沈んでいたコンクリート詰めのドラム缶から男の死体が発見され、その男は振り込め詐欺の実行犯の一人だったということ。
そして、その男の犯行が漏れるのを恐れて仲間が口封じのために殺したというもの。
自業自得だ。と思いながらテレビを見ていると…
「あっ!!」
その男が殺された日は彼にあの電話がかかってきたその日だった。
「あ、おじいちゃん。○○だけど」
おじいさんは都会にいる孫からの電話だと思いついつい会話が弾んだ。
しかしどうもおかしい。話の端々がどうも孫とは思えないような感じがする。よく聞くと声も話し方も違う。
そして「実は会社のお金を使い込んじゃって…」
ときりだしてきたことに及んで、老人はこの電話が振り込め詐欺だとピンときた。
コイツはかわいい孫を騙って!と一瞬ムッとしたが、ここでただ電話を切っても気がすまない。
この犯人を捕まえたい。それができなくてもどうにかして一矢を報いたい。
どうしてくれようかと思った時、おじいさんは被害者が犯人の声を録音したテープがニュースで流れていたのを思い出した。
そうだ。コイツを怯えさせてやろう。
そこでおじいさんは「こんなことで騙されるとおもってるのかこのバカ者が!!お前の声はちゃんと録音してあるからな!
このテープをテレビ局に送って、お前の正体を暴いてやる!!」
そう吐き捨てて電話を切った。
とはいっても実際は録音していないので証拠はないし、警察に訴えるのも面倒くさい。
なによりも卑劣な詐欺犯に一矢報いたことで気が晴れたので、おじいさんは結局その電話のことはそのまま放置することにした。
そしてそんなことがあったこともスッカリ忘れてしまっていたある日、おじいさんはテレビである殺人事件について報じられているのを見た。
それは港に沈んでいたコンクリート詰めのドラム缶から男の死体が発見され、その男は振り込め詐欺の実行犯の一人だったということ。
そして、その男の犯行が漏れるのを恐れて仲間が口封じのために殺したというもの。
自業自得だ。と思いながらテレビを見ていると…
「あっ!!」
その男が殺された日は彼にあの電話がかかってきたその日だった。
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